リフォーム後の「トラブル対応」も検討しておく
希望のリフォームをするには、リフォーム前のことばかりでなく、リフォーム後のことも検討しておく必要があります。なぜなら、ご自宅の状況・環境は一軒一軒違い、一度で完璧にリフォームできることが少ないからです。そのため、リフォーム後のトラブル時の対応策も考えておくこと重要です。
こうしたトラブル対策として大事なことは、「無料の保証期間を確認しておく」ことでしょう。これは、例えばリフォーム後に不都合が発生した際に、修理をしてくれたり、代替策を取ってくれる期間のことです。なぜ、確認しておく必要があるのかと言うと、「リフォームでは瑕疵担保責任の期間に定めがない」ため、万が一不具合が発生しても、修理してくれないことがあったり、別途費用が発生することもあるからです。
そのため、よりよい住宅リフォームをするには、リフォーム前のことだけでなく、リフォーム後のことも検討しておく必要があるのです。
無料の保証期間を確認しておくことが重要
リフォーム後に問題が発生した場合には、リフォーム会社が保証をしてくれる場合と、メーカー保証の2つがあります。そのため、両方とも保証内容と保証期間を確認しておくことが重要です。
まず、「リフォーム会社の保証」ですが、例えば定期メンテナンスをしてくれる業者があったり、1年以内のトラブルには無料で補修してくれるなどがあります。また、メーカーの保証期間は、取りつけた機器が動かなくなってしまった時に、代替品などを用意してくれるものなどがあります。そのため、これら両方がどうなっているのかを確認し、保証書を確実に入手しておくことが大切になっています。
こうしたことから、無料の保証期間があることを確認し、万が一の場合に無料で補修をしてくれる業者に依頼したほうが良いでしょう。
業者によっては定期的な点検をしてくれることもある
保証期間とは別に、業者によっては定期的なメンテナンスをしてくれるところもあります。メンテナンスの内容は、基本的にリフォーム個所の状況を確認する場合が多いです。そして、万が一問題が発生していれば、保証期間内であれば補修をしてくれたり、保証期間外であれば新たな対応策などを取ってくれます。
そのため、こうした定期的なメンテナンスを行ってくれるサービスを提供している業者を選定するといいでしょう。
もちろん、こうしたアフターフォローをしてくれない業者でもいいと言う方もいるでしょう。ただし、アフターフォローがある業者で行った方が、トータルコストを抑えられる傾向にあるので、なるべく選定時に注意して選んだほうが良いでしょう。